子供の視力低下を早期発見

子供の視力低下は、子供が自分では気付かないケースが一般的です。年一回が普通となっている学校での視力検査の結果を見て、突然の視力低下に子供も保護者も驚くということが珍しくありません。子供の視力低下は進行が早いため、保護者がつねに関心を持って注意をはらい、視力が低下し始めたときにはすぐに気付いてあげなければなりません。

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視力が低下していることは、子供の次のような行動や言動に表れます。

1.よくつまずいたり、物にぶつかったりする。
2.よく目を細める。
3.顔を左右に振ったり、目を大きく見開いたりする。
4.テレビを近くで見たがる。
5.飽きっぽく、よくイライラする。
6.時計がある部屋で時刻をたずねる。

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このような行動や言動を不審に感じたときは、子供の視力が低下していないかどうか確かめてみましょう。例えば、時計がある部屋で時刻をたずねられたときは、機会を見つけて、今度はこちらから子供に時刻をたずねてみましょう。幼児期の子供の場合には、少し離れたところから絵本を見せながら、そこに何が描かれているかを質問してみるという方法もあります。それによって、それとなく視力が正常かどうかを判断することができます。また、壁のカレンダーを使って、学校での視力検査のまねごとをしてみるのも、遊び感覚でできる視力チェックの方法です。ただし、その際は子供の表情や素振りに注意してください。目を細めたり、上目づかいをしたり、首をかしげて見ようとしているような場合は、見えづらくなっている可能性があります。気付きにくい子供の視力低下に対しては、このように日常的な注意とチェックを怠らず、早期発見に心掛けてください。子供の視力低下は進行が早い反面、早期発見して早期治療を行なえば回復も早いのが特徴です。

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